突然ですが、皆さんの車はアンダーコートを施工していますか？
アンダーコートとは、車の下回り（シャシー）を保護するメンテナンスのメニューのことです。
アンダーコートは、サビや汚れで痛みやすい車の下回りを保護してくれます。
このため、長く乗っていても車が傷みにくく、降雪地などの地域で車に乗ってもトラブルが少なくなる効果が期待できます。
しかし、車を購入してから年月が経っている方や、普段雪が降らない地域にお住まいの方にとってはあまりアンダーコートの必要性は感じないかもしれません。
そこで今回はアンダーコートの役割や重要性、どのような車にメリットがあるのかを紹介していきます。
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車をサビから守るアンダーコート
アンダーコートはシャシーと呼ばれる車の下回り部品を中心に、防錆・防汚に効果のある塗料を吹き付ける作業のことを言います。
車の骨格部分であるフレームや、タイヤを支えるアーム部分、サスペンション周りを保護し、サビを抑制する効果や汚れの堆積を防ぐ効果があります。
このため、新車へ施工すると車が長持ちします。
また、既にサビが発生している場合でも、アンダーコートで使用する塗料がサビの進行を食い止め、侵食を抑えることも可能です。
このため、新車・中古車問わずアンダーコートの施工は下回りの保護に絶大な効果を発揮します。
アンダーコートは定期的に手入れすることで長持ちする
しかし、アンダーコートは一度施工しても走行中の飛び石や振動によって部分的にコート材がはがれる恐れがあります。
特に走行中の負担が大きいサスペンションアームなどはコート材がはがれてしまうと、その部分からサビが発生し、部品交換が必要になる可能性もあります。
アンダーコートは一度施工するだけではなく、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。
アンダーコートのメリット
ここでは、アンダーコートのメリットをお話します。
車の下回りを塩害や雪害から守る
アンダーコートの主なメリットは、サビや汚損から保護できる点です。
融雪剤を撒く雪国や、潮風が当たる沿岸部で使用する車はどうしても車がサビやすいため、アンダーコートによる防錆処理が効果的です。
サビの進行を抑える
既にサビが発生してしまった車にも、アンダーコートは効果的です。
アンダーコートに含まれる防錆材が、発生したサビに密着することで空気を遮断することで、サビの進行を抑制します。
左：アンダーコート施工していない下廻りの部位(錆発生) 右：アンダーコートを施工した部位
アンダーコートの施工をした方がいい人
アンダーコートは車を運転する方におすすめですが、特に次のような環境で車を使用する方はよりアンダーコートの施行が効果的です。
海によく出かける人
海によく出かける方や沿岸部にお住まいの方は潮風にさらされるため、アンダーコートが効果的です。
なぜなら、塩分は鉄を急速に腐食させるからです。
たとえ新しい車であっても鉄板部分は非常にサビやすいため、アンダーコートによる防錆処理がおすすめです。
雪が降る地域で車を使用する人
雪がよく降る地域にお住まいの方も、アンダーコートの施工がおすすめです。
ご存じの方も多いかもしれませんが、雪国では道路に塩化カルシウム（通称塩カル）という融雪剤を散布します。
塩化カルシウムの主成分は塩なので、融雪剤が付着したフレームは非常にサビやすくなります。
雪国でもアンダーコートは非常に重要ですね。
関東圏にお住まいの方
実は東京など、関東圏に住む方にもアンダーコートは効果的です。
というのも、たまに雪が降る首都圏の高速道路では、凍結防止のために気温が下がると融雪剤を散布しています。
たとえ平地で雪が降っていなかったとしても、融雪剤を撒くことがあるので、高速道路を使用する方であればアンダーコートで防錆処理を施工しておいた方がいいでしょう。
また、たまにしか高速道路を使用しないからといって油断は禁物です。
融雪剤は下回りに付着すると塩の成分だけを残して水分が蒸発し、鉄に塩が常に付着した状態になります。
これではフレームに常に塩が付着状態と変わらなくなってしまうため、アンダーコートによる防錆処理をしておくと安心できます。
アンダーコートの種類
アンダーコートの種類は、主に2種類あります。
クリアとブラックがありますが、今はクリアが主流です。
クリアタイプがオススメの理由
クリアタイプは、透明な塗料を下回りに吹き付け、シャシーをサビや汚損から防ぎます。
透明な塗料のため、アルミパーツを多く使用した車両などにも使用できます。
施工箇所に制限がなく、どのような車両にも施工できるところも、おすすめポイントです。
日産東京で施工しているボディ床下コートクリアは、融雪剤の中でサビに影響のないものをクリアコートが取り込んで防サビ被膜をより強化することができます。
サビの素を排出することで、高い防錆効果が得られるのがポイントです。
ブラックタイプ
ブラックタイプは、黒い塗料を使ったアンダーコートです。
塗料がサビに密着することでサビの進行を抑える効果があります。
アンダーコートの施工なら日産東京におまかせ
日産東京が販売しているアンダーコート”ボディ床下コートクリア”は下回りのみならず、ハブ、樹脂パーツ、マフラーなどシャシーのすべての部品に施工できます。
すべての素材に施工が可能なため、スカイラインや、フェアレディZといったアルミパーツを多く使用した車両にもおすすめです。
部分施工も可能です
また、ボディ床下コートクリアは部分施工が可能です。
サスペンション部分のみやホイールハウスのみなどピンポイントで施工したい場合も対応が可能であるため、ぜひお問い合わせください。
おおよその費用
ボディ床下コートクリアの、おおよその施工費用は次の通りです。
ノートなどのMサイズクラスで床下前面塗装を施工した場合はおおよそクリアが13,750円、ブラックが21,560円です。
車種によって値段が変化するので、詳しくはお近くの日産東京までお問い合わせください。
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