2025年4月より、継続車検のルールが大きく変わりました。
これにより、繁忙期を避け、余裕を持った検査が可能になります。
また、継続車検の満了日の日程によっては少しメリットがある方も。
今回は継続車検にまつわる新ルールについて紹介していきます。
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継続車検の更新可能期間が満了日の1か月前から2か月前に変更

2025年4月より、継続車検を受けられる期間が有効期限満了日の1か月前から2か月前に変更になりました。

これによりユーザーは今よりももっと余裕をもって検査が受けられるようになり、繁忙期の混雑緩和が期待されています。
車検証の有効期限は短くなっちゃうの?
有効期間満了日よりも2か月も前から継続車検が受けられるとなると“車検証の有効期間が短くなってしまうのでは?”と心配になる方もいるかもしれません。
しかし、そのようなことはありませんのでご安心ください。
あくまで車検証の有効期間は据え置きです。
それに伴って自賠責保険も2か月前から更新できるようになっています。
早く継続検査を受けたからといって損をすることはありません。
車検証の有効期間が過ぎたらどうすれば良い?(車検切れの場合)
ちなみに、車検証の有効期間がすぎてしまった場合には早めの対応が必要です。
車検証の有効期間が切れたまま公道を走行するのは道路車両運送法に違反し、6か月以下の懲役、又は30万円以下の罰金。違反点数6点、免許停止処分30日が科せられます。
とても重たい罪なので絶対に車検証の有効期間が切れた車両を運転してはいけません。
継続車検を受けるためにはレッカーや仮ナンバーを手配して工場まで搬送してもらう必要があります。
ルール変更の背景には整備士の働き方改革が大きく影響

近年、整備業を取り巻く環境は大きく変化しています。
働き方改革による業務時間の削減や、整備士の不足によって作業が完了しないなど、業務が追い付かなくなるケースも珍しくありません。
今回の継続車検のルール変更は、繁忙期の緩和と整備士の負担軽減を目的としています。
継続車検の実施台数は時期によって大きく変動する
継続車検は年度末の3月に多く集中しています。

これは年度が切り替わる前に車を入れ替えるユーザーが多いことが要因で、3月は年間平均のおよそ1.4倍の検査台数があります。
閑散期と比べると倍以上実施台数が異なる為、繁忙期を避けた継続車検の実施を可能にする目的で今回の制度が導入されました。
参考:国土交通省 北陸信越運輸局 Press Release
OBD車検の導入など、検査項目の増加も影響している

また、2021年10月以降に製造されたフルモデルチェンジの新車には、新しくOBD車検制度という新しい検査項目が追加され、継続車検時の点検項目が増えています。
検査項目の追加に伴い、検査時間が増加。今後も増加が見込まれるOBD車検対象車に対応するためにも継続車検のルールが見直されたようです。
参考:日本自動車整備振興会連合 OBD検査(車載式故障診断装置を活用した検査)
今回のルール変更によるメリット・デメリット

今回のルール変更によって一部のユーザーには少しだけメリットがあります。
メリット
<ルール変更によるメリット> ・ユーザーのスケジュールにゆとりが生まれて行動プランが立てやすくなります。 ・7月に車検証の有効期間が満了するユーザーは自動車税の支払い前に継続車検が受けられます。 |
7月に車検証の有効期間が満了するユーザーは自動車税の支払い前に継続車検が受けられます。
今までのルールであれば7月に車検証の有効期間が満了するユーザーは、自動車税の支払いと継続車検の費用がほぼ同時期にかかるので、経済的な負担が大きくなりがちでした。
しかし、今回のルール変更によって、前年度の自動車税の有効期限内に継続車検が受けられるようになり、一度に支払う金額が分散されます。
トータルで支払う金額は変わらないのですが、
継続車検で大きな出費になる方にとっては自動車税を後から支払えるのはメリットになるでしょう。
また、整備工場の車検入庫台数が、2ケ月前にも分散されるために繁忙期での対応に若干の余力が生まれます。余力分はユーザーへのサービス向上等につながると予想されます。
「車を使っていて気になるところがあるが、車検と一緒に見てもらいたかった」又は「冬(夏)タイヤへ入れ替えたが車検時期と合わないので前々月に入庫した」等の方は車検と同時に預けやすくなりますね。
デメリット
今回のルール変更によってデメリットがある人はいません。
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