都心から車で約2時間程度で到着できる群馬県前橋市は、歴史的な建造物とモダンアートが調和するアートの街です。
今回は、レトロな魅力とアートが融合した前橋を、車で巡る1泊2日のモデルコースをご紹介します。
トロッコ列車での渓谷美や、リノベーションホテルでのアート体験など、特別な週末を過ごしてみませんか。
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1日目午前 – 東京都心を出発

日産オーラに乗って東京を出発し、関越自動車道を経由して群馬県へ向かいましょう。
まずは前橋市の隣、みどり市にある大間々(おおまま)駅を目指します。
オーラには第2世代e-POWERが搭載されているため、なめらかで力強い走りを実現できます。
また、各種センサーによって走行用モーターやブレーキ圧の出力を制御してくれるため、安全性の向上につながります。
ボディカラーは全部で13種類あるため、好みに合ったカラーを選ぶことが可能です。
約2時間のドライブで、都会の喧騒から離れた自然豊かな景色が広がります。
1日目午前 – トロッコわたらせ渓谷号 / 大間々駅 → 通洞駅(往復)に乗車
| 東京 ⇒ トロッコわたらせ渓谷号(大間々駅) 2時間程度ドライブ 場所:群馬県みどり市大間々町大間々 ※あくまで目安のため、状況により異なります。 |
トロッコわたらせ渓谷号が走る大間々駅に到着したら、通洞駅に向けて出発です。
通洞駅

通洞駅は、北方ヨーロッパの木造建築技法であるハーフティンバー様式で建てられた駅舎が特徴です。
柱や梁が目立つ通洞駅のデザインは、まるで絵本の中の世界のようです。
また、駅舎とプラットホームは登録有形文化財に指定されており、歴史的価値も高い建築物とされています。
渓谷の自然美と調和した美しい駅舎は、写真撮影にもぴったりのスポットといえるでしょう。
なお、大間々駅から通洞駅に行くためには、1時間程度かかります。
トロッコ列車に乗車する際には、乗車券とトロッコ整理券が必要であるため事前に入手しておきましょう。
車内でやまと豚弁当を堪能

トロッコ列車に揺られながら、地元食材を使った「やまと豚弁当」をいただきましょう。
渓谷美を眺めながらの車窓グルメは、格別です。
新緑や紅葉の季節には、さらに美しい景色を楽しむことができます。
なお、お弁当の個数には限りがあるため、事前に予約しておくことをおすすめします。
トロッコわたらせ渓谷3号の大間々駅〜神戸駅間のみでの販売となっているため、注意が必要です。

1日目昼食 – 臨江閣 到着
| トロッコわたらせ渓谷号(大間々駅) ⇒ 臨江閣 50分程度ドライブ 場所:群馬県前橋市大手町3丁目15−3 ※あくまで目安のため、状況により異なります。 |
トロッコわたらせ渓谷号でゆったり旅を楽しんだ後は、車で本日宿泊する前橋市に移動し、明治時代にタイムスリップしたかのような臨江閣ですき焼きを楽しみましょう。
すき焼きが大人気

臨江閣内の食事処では、群馬県産の上質な牛肉を使ったすき焼きを楽しむことができます。
歴史ある建物の中で味わう郷土料理は、旅の醍醐味です。
すき焼きのディナープラン(17:30〜21:30)は、おひとり様8,000円から利用できます。
なお、すき焼きは事前に予約が必要なプランです。公式サイトから予約することが可能です。
ランチタイムも混み合うため、予約は必須です。
格式ある和風建築

明治時代に建てられた臨江閣は、迎賓館として使用された格式高い建物です。
美しい日本庭園と調和した建物は、群馬県の重要文化財に指定されています。
食事の後は、ぜひ建物内を見学して明治のロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。
また、売店も併設されており、寒天と砂糖でできたシャリっとした食感が特徴の琥珀糖や、群馬県のお土産としても人気の桐生てぬぐいなどを購入することができます。
1日目午後 – 白井屋ホテル 到着
| 臨江閣 ⇒ 白井屋ホテル 5分程度ドライブ 場所:群馬県前橋市本町2-2-15 ※あくまで目安のため、状況により異なります。 |
臨江閣ですき焼きを堪能した後は、宿泊する白井屋ホテルに向かいましょう。
白井屋ホテルは、五感を刺激するアートなホテルとして知られています。
ヘリテージタワーとグリーンタワーで構成されたホテル

©Shinya Kigure
老舗旅館をリノベーションした白井屋ホテルは、歴史ある建物と新しいデザインが見事に組み合わさった話題のホテルです。
中でも世界的に活躍するクリエイターたちが手がけた空間は、まるで美術館のようだと定評があります。
上記の写真は、藤本壮介氏が改修したヘリテージタワー&新たにデザインしたグリーンタワーです。
コンクリートがむき出しで、4層の吹き抜けをつくったヘリテージタワーと自然いっぱいのグリーンタワーが印象的です。

©Shinya Kigure
緑あふれる4層の吹き抜けに設置されたアルゼンチンのアーティスト、レアンドロ・エルリッヒの光のアートも見どころです。
客室にもアートがあふれる

©Shinya Kigure
また、各客室には現代アートが施されており、泊まること自体がアート体験です。
上記の写真はレアンドロ・エルリッヒがてがけたコンセプトルームです。
吹き抜けに呼応するように水道管が部屋全体に張り巡らされている点が特徴です。

©Shinya Kigure
上の写真は、ミケーレ・デ・ルッキ ルームです。
イタリア建築界の巨匠と言われるミケーレ氏が手がけた、白井屋ホテルにしかない客室です。
板葺き(いたぶき)という伝統技法が使われており、木のぬくもりや光の陰影を楽しむことができます。
全ての客室には異なるアーティストの作品が展示されています。
ぜひ、お気に入りの部屋を見つけてみませんか。
開放的なラウンジで食事が楽しめる

©Shinya Kigure
ホテル内のラウンジは、天井が高く開放的な雰囲気です。
ラウンジでは朝食、昼食、アフタヌーンティーなどを、洗練された空間でゆったりと楽しむことができます。
また、夜食では群馬県の郷土料理である「おきりこみ」を21:00から堪能できます。
おきりこみとは、幅が平たい生麺と、大根や人参、きのこなど旬の野菜を一緒に煮込んだ群馬県の郷土料理のことです。

©Katsumasa Tanaka
宿泊者には17:00からワインや日本酒、ソフトドリンク、焼き菓子などを無料で提供しています。
写真は、レアンドロ氏が手がけたライティング・パイプです。
21:00からパイプが色を変え、光のアートを楽しむことができます。
2日目朝食 – 白井屋ホテル
白井屋ホテルでは、朝食も提供しています。
地元食材を使った朝食

©Shinya Kigure
白井屋ホテルの朝食には、群馬県産の新鮮な野菜や発酵食品を使った体に優しいメニューなどがたくさんつまっています。
ヘッドシェフである片山氏が自身の思い出をもとに考案した和食メニューと、フランス修行を活かした洋食メニューのどちらかを選択することができます。
丁寧に作られたたくさんの料理が、一日の始まりを彩ってくれます。
お買い物体験

©Shinya Kigure
白井屋ホテルの敷地にはタルトや焼き菓子の専門店とベーカリーがあります。

©Shinya Kigure
店舗併設の小さな工房で職人が一つひとつ手作りしています。
茶道を体験

写真提供:白井屋ホテル
さらに、白井屋ホテルでは、宿泊者限定で茶道を体験することができます。(有料)
白井屋ホテルの歴史あふれるお部屋で、着付けを体験することも可能です。
最初に、先生に丁寧に茶道の歴史や作法を教えてもらい、その後にお茶とお菓子をいただき、最後に点前を体験します。
ただ、予約が必要なので、事前に予約をするのを忘れないようにしましょう。
その他にも、靴下を持参する必要がある点には注意が必要です。
2日目午前 – まえばしガレリア 到着
| 白井屋ホテル ⇒ まえばしガレリア 3分程度ドライブ 場所:群馬県前橋市千代田町5丁目9−1 ※あくまで目安のため、状況により異なります。 |
白井屋ホテルで優雅なひと時を過ごした後は、アートをふんだんに楽しむことができるまえばしガレリアに向かいましょう。
ギャラリーコーナーがたくさん

写真引用:まえばしガレリア 公式サイト
まえばしガレリアは、多くの展示が開催されているアート複合施設です。
国内外を代表する多くの芸術家の作品を鑑賞したり体験型アートが楽しめたりします。
懐かしさとアートが交差する不思議な空間を味わうことができます。
上記の写真は、タカ・イシイギャラリー氏による企画展です。
国内外問わずたくさんのアーティストによる企画展を通して、来場者の感性を刺激しています。

写真引用:まえばしガレリア 公式サイト
上記の写真の場所は、MAKI ギャラリーやアートオフィスシオバラをはじめとした4社によって運営されているギャラリーです。
ギャラリーは会期ごとに入れ替わるため、いつ訪れても新しいアートに出会うことができます。
また、まえばしガレリアにはレストランcépages(セパージュ)が併設されており、群馬の食文化などを楽しむことができます。
2日目昼食 – 月の鐘 到着
| まえばしガレリア ⇒ 月の鐘 2分程度ドライブ 場所:群馬県前橋市千代田町2丁目7−20 ※あくまで目安のため、状況により異なります。 |
まえばしガレリアでたくさんのアートに触れた後は、月の鐘でカレーを食べて一息つきましょう。
4種類のカレーから選べる

人気のカレー専門店「月の鐘」では、スパイスの効いた本格カレーを味わうことができます。
写真の「極上欧風カレー」は、お客様に親しみを持ってもらうことを追求したイチオシのメニューです。
この他にも「完熟トマトの鶏ひき肉カレー」などがあり、4種類のカレーから好みのものを選ぶことが可能です。
また、値段は980円〜と設定されており、どなたでも気軽に試すことができます。(2025年12月時点)
群馬県産の麦豚を使用

カレーのトッピングの一つに使用されているのは、群馬県産のブランド豚「麦豚」です。
柔らかくジューシーな肉質が、スパイシーなカレーと絶妙にマッチします。
また、使用されているお米は、お米マイスターである平野さんが厳選しており、カレーとご飯の相性も抜群です。
カレーを注文した方は、ドリンクセットを+300円で頼むことができます。(2025年12月時点)
2日目午後 – 道の駅まえばし赤城 到着
| 月の鐘 ⇒ 道の駅まえばし赤城 20分程度ドライブ 場所:群馬県前橋市田口町36番地 ※あくまで目安のため、状況により異なります。 |
旅の最後は、道の駅まえばし赤城で締めくくりましょう。
地元の名産品がたくさん販売されている

道の駅まえばし赤城には、前橋や群馬県の特産品が豊富に揃っており、前橋の旅の思い出を持ち帰ることができます。
売り場に生産者が立っているので、つくり手の想いを教えてくれます。
鮮魚センターも併設されており、旬の魚をいち早く味わうことができ、お寿司のにぎりや海鮮丼は「ぐんま」なのに、と驚きとおいしさを味わうことができます。
地元食材を使った料理が楽しめる

道の駅内のレストランでは、地元食材を使った料理も楽しむことができます。
写真は上州牛を使用したパティとオリジナルバンズで作られる「赤城牛のローストビーフ丼」です。
その他の店舗では、らーめんや豚肉のまちとしても有名なため、豚肉を使った料理を提供するレストラン、うどんにカフェなど、ジャンルに富んだ地元人気飲食店が勢ぞろいです。
少し早めの夕食や軽食に立ち寄るのもよいでしょう。

写真は、群馬名物の焼きまんじゅうです。
この焼きまんじゅうのたれの中には、かくし味として”まえばしバナナ”が使用されています。
テイクアウトはもちろんドライブのお供としても人気の商品です。
また、冬(2025年11月1日〜2026年2月28日)にかけて、イルミネーションも開催されています。
午後 – 帰路へ

道の駅を出発し、東京への帰路につきましょう。
関越自動車道を使えば、スムーズに都心まで戻ることができます。
日産オーラの荷室は積み込みやすく設計されているので、たくさんお土産を買っても手軽に積み込むことができます。
また、日産オーラには30mmのソフト層をもつシートが使用されているため、最後まで快適に旅をすることができます。
また、高出力モーターが搭載されているため、スムーズに発進することが可能です。
赤信号で止まる回数が多くても、ストレスなく走行できます。
レトロとアートが織りなす前橋の魅力を満喫した、充実した1泊2日の旅になることでしょう。
今回ご紹介した日産オーラはお近くの店舗で気軽に試乗ができるので、気になる方はぜひ下記よりお近くの店舗を探してみてください。
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