icon 2024.04.11
icon 2024.04.17

テントよりも快適!?ミニバンで楽しむ車中泊のすすめ

Share

都会の喧騒を離れて自然の魅力を楽しむキャンプ。テントを立てて、タープを出して、コンロを囲む。そんな非日常を楽しむこのアクティビティは、老若男女問わずとても人気です。

そしてキャンプといえば、やはりあこがれは“キャンピングカー”ではないでしょうか。

キッチンやベッドが付いたキャンピングカーでバーベキューやキャンプを楽しむ。最高の贅沢です。
けれどもキャンピングカーは正直とても高額な車。フルオーダーなんてしようものなら軽くベンツが買えてしまいそうな価格になります。

「キャンピングカーは買えない、けれども少しでも快適キャンプがしたい!」

そんな夢を抱いているあなた。“ミニバン車中泊”という選択肢はいかがでしょうか。今のミニバンの装備なら、キャンピングカーとまではいかなくとも十分に快適な車中泊を楽しめます。

今回はミニバン車中泊の魅力をご紹介していきます。

車中泊キャンプの魅力

車中泊キャンプの魅力は、キャンプサイトの設営に時間がかからない点。

現地に到着したらすぐにコンロを出していきなりバーベキューだって始められます。

本格キャンパーにしてみたら“そんな手軽さは邪道だ”なんて怒られてしまいそうですが、ミニバン車中泊は最小限の労力でキャンプを楽しむアクティビティ。

普通のキャンプとは一味違った楽しみ方をご紹介していきましょう。

テントを設営する必要がない

車中泊キャンプの一番大きな魅力はテントを設営する必要がない点です。

キャンプ経験がある方ならわかると思うのですが、はっきり言って
テント設営は一苦労ですよね。

慣れている人ならともかく、週末キャンパー程度の人が4人用のファミリーテントを建てようと思ったらかなり苦戦するでしょう。

テントを張る場所の整地、エアーマットの準備、ペグ打ちなど、必要な作業はさまざま。

そんな手間を全くかけずにすぐに拠点が作れるのはミニバン車中泊の魅力です。

まるでコテージのような豪華なプライベート空間を楽しめる

ミニバン車中泊の魅力はそれだけではありません。

室内を自分好みにカスタマイズすれば、まるでコテージのようなプライベート空間を楽しめます。

例えば、カーテンをスクリーンにして、プロジェクターで再生した映像を楽しんだり、スライドドアにオーニングを取り付け、タープまで屋根を伸ばし即席のシェルターも設営したりできます。

発想次第で自分好みにカスタマイズできるのも車中泊キャンプならではの楽しみですね。

駐車スペースさえあればどこでもキャンプ場に!

ミニバン車中泊なら、車を止めるスペースさえあればどこでもキャンプ場に早変わり。

釣りや登山など、早朝からスタートしたいけれど近くにキャンプ場や宿泊施設がないといった場合には車中泊が大活躍します。

出発前からベッドを作っておけば現地で寝床を作る必要はありませんし、テントなどを出さない分片付けも不要です。

“目いっぱい遊んで片づけは後で”なんてことができるのもミニバン車中泊のなせるワザでしょう。

ただし、キャンプ場以外の車中泊では注意もあります。

川は近くないか?土砂崩れのリスクはないかなど、周りの安全確認をお忘れなく。

車中泊に向いているミニバンのポイント

ここまで読んで頂けたら、あなたも車中泊に興味が湧いてきたのではないでしょうか?

基本的に車中泊はミニバンでするのが一般的ですが、ミニバンといえどもすべての車両が車中泊に向いているわけではありません。

最低限“ここは押さえておきたい”というポイントが存在します。

ここからは車中泊に向いているミニバン選びのコツをご紹介していきます。

ある程度の室内空間は必要

まず大前提として、車中泊をするのであればある程度室内が広いミニバンを選ぶことが大切です。

特に家族で車中泊キャンプを楽しむ予定であれば、少なくともミドルクラス以上のミニバンは欲しいところ。

最近流行りのコンパクトミニバンではちょっとスペースが足りないかもしれませんね。

電源が確保できる

次に大切なのが電源の確保。

車中泊キャンプは屋外でありながら室内のような快適空間を楽しめることが魅力です。

となれば電源はあるに越したことはないでしょう。

現代のミニバンではオプションで100Vコンセントが付いている車両があります。

こういった車種を選んでおけば、発電機やポータブルバッテリーなどの電源を持ち歩く必要がありません。

音楽や映像を楽しんだり、明かりの確保であれば車載のコンセントで十分まかなえるので、電源が取り出せる車両がおすすめです。

フルフラットシートがあると便利

快適なキャンプは快適な睡眠から。

シートがフルフラットになるミニバンは、足を伸ばして広々と寝ることができるのでぜひとも欲しいところです。

フルフラットとはいえ、シートの凹凸が気になるかたは薄手のマットレスを準備しましょう。

1枚マットを敷くだけで、大きく寝心地が改善しますよ。

電源ソケットの豊富さ

できればコンセント以外にも電源の取り出し口がある車両がおすすめ。

特に最近の小型家電はUSBケーブルから充電する商品も多く、持っていく家電次第ではコンセント以上にUSBポートの方が重要かもしれません。

「コンセントがあれば大丈夫」と思われるかもしれませんが、車のコンセントは家と違ってタコ足配線に不向きです。

一つのコンセントを順番に使うよりも電源ソケットが豊富で、複数の取り出し口がある車両の方が快適に過ごせるのは間違いないでしょう。

日産セレナなら車中泊にピッタリ

車中泊に向いているミニバンには“日産セレナ”がおすすめです。

先程の車中泊で押さえておきたいミニバンポイントは全て押さえており、最新の安全装備、プロパイロット2.0は長距離ドライブによるドライバーの負担を大きく軽減します。

そんなセレナの魅力を詳しく見ていきましょう。

多彩なシートアレンジで2-3列目はフルフラットに

セレナは多彩なシートアレンジで2-3列目が完全にフラットになります。

運転席以降が完全にフラットになるので、大人でも足を伸ばしてゆったりとくつろげるのがグッド。

小さなお子様2人と大人2人くらいまでなら対応できるスペースです。

1500w出力の100v電源完備

セレナには最大出力1500wの100v電源を完備。

1500wもあれば、テレビ、電気ポットホットプレートなどが使えます。

もちろん照明設備は難なく使え、冷蔵庫だって動かせます。

設定はe-POWERのみとなりますが、これさえあれば発電機は不要かもしれませんね。

ラゲッジスペースはクラス

セレナはミニバンながら積載スペースもばっちり確保。

その広さは同格クラス(全⾼1.8m以上の1.2∼2.0Lクラス 7/8⼈乗りミニバン)No1の広さを誇ります(2022年11⽉現在 ⽇産調べ)。

3列目を収納すればタープやコンロ、テーブルなど、キャンプに使う道具のほとんどを詰める積載スペースが登場し、人も荷物も余裕を持って載せられます。

大自然の中でホテルのような快適性を楽しめるキャンプ、それがミニバン車中泊

テントキャンプとは違う快適性を楽しめるミニバン車中泊。

アレンジ次第ではまるでホテルの一室のような空間を演出することも可能です。

しかも道具さえある程度揃えてしまえば、キャンピングカーでなくともミニバンで十分楽しめてしまうのがまた魅力的ですね。

ちなみに、セレナにはAUTECHから“マルチベットシリーズ”というモデルが発売されています。

こちらのパッケージでは、専用のベッドフレームとベッドマットを装着することで即席のベッドを作ることができます。

また、ベッドマットはベース車両のグレードに合わせて二種類のステッチカラーから選べるのも嬉しいポイントですね。

より快適な車中泊を楽しめるマルチベッドシリーズ。

ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

>>お近くの店舗はこちらからお探しいただけます。

Share